The world is my oyster

有り余る時間  暇人の日記

脱肥満計画

夫がここ数年、肥満です。

 

診断上はメタボ予備軍なのですが、私から見ると正規軍入隊後に軍曹ぐらいまで昇格していても不思議ではないくらいの太り具合です。

 

メタボって、徴兵基準が意外と厳しいんですね。

 

さて、予備軍とはいえ立派な肥満体を有する夫。血圧も上がり気味で、今年はついに会社の産業医の先生から直々の注意喚起メールが届いたそうです。

 

本人も少し気にし始めたので、私も微力ながら何かしてあげたいと思い、夫のためのダイエットメニューを考えてみました。

 

1.たすくこま氏の替え歌を視聴

最近話題のユーチューバーといえば、たすくこま氏!・・・なのかどうかはわかりませんが、少なくとも私は大好きな替え歌ユーチューバーさんです。

 

彼の肥満を主題とした替え歌の数々は、きっと夫の心に響くと思い、手始めに数曲を夫に聞かせてみようと思います。

 

天体観測替え歌

 

 

 

 彼がなぜこんな歌を歌っているのかという理由はこちらの曲を聞けばよくわかりますよ。

 

君をのせて替え歌

 

 

これらを聞かせて、彼の心が引き締まったところで次は実際に行動に移してもらいます。

 

2.コアリズム進呈

私が10年ほど前に購入して、たいしてやりもしないのに後生大事に持っていた、エクササイズDVDコアリズムを、夫に進呈しようと思います。

 

ショップジャパン(SHOP JAPAN)コアリズム 日本語吹替版 スターターパッケージ CRM-AM【正規品】

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ちなみに私がこのエクササイズを続けられなかったのは、テレビをつけるとコントローラーを握ってゲームを始めてしまう悪い病気にかかってしまったからです。

 

とはいえ、2週間ほどは真面目に続けて、おなかに筋肉がついてきたのは実感できたので、効果があるのは実証済みです。辞めずに続けていたら、今頃は腹筋が割れてたかもしれませんw

 

私の悪い病は今も続いていますが、今回は夫のコアリズムのためにゲームの時間を少しだけ譲ってあげようと思います。

 

夫がテレビの前で腰をフリフリ踊りだす光景に耐えられる自信もありませんが、これも彼のため。笑いとゲームをこらえて見守るしかありません。

 

3.食事制限

食事制限は、実はもう3年前から始めているんですが、その結果どうなったかというと、私が痩せましたw

 

夫は月の半分は出張しているので、私の見えないところでいい物を食べてるんです。特に、やたらとイタリアに行くので、絶対に美味しいパスタとか、ピザとか、お肉料理を食べてるんです!

 

なので、真面目に減量メニューだけで生活している私だけが痩せていくという謎の現象が起きました。その結果、今や私の健康診断のほうは、体重、血圧、中性脂肪の欄で「低」のチェックがついてます。完全に栄養失調やないか!

 

栄養失調:戦後はよくあったらしいが、飽食の平成の世ではトンと聞かない言葉となった。

 

このままでは、夫が標準体重に戻るころには私が地球上から消えてなくなっている可能性がありますが、ここも夫のために一肌脱ぐことにしましょう。

 

血圧を抑えるにはカリウムとマグネシウムを多く含む食品が良いらしいので、ネットで色々と調べて、バナナ、アボカド、ほうれん草、コーンを大量に買い込んできました。

 

アボカドは近所のスーパーで安売りをしていた勢いで、ちょっと買い込みすぎた感があります。茶色くなる前に食べきれるか不安です。

 

アボカド:美味しくて栄養満点だが、足が速いのが玉にキズ。

 

マグネシウムはナッツに多く含まれるそうですが、ナッツは結構カロリーが高いんですよね。夫は、ナッツが好きで「ナッツは健康にいいから」とか言って、一気に1パックをぺろりと食べるんですが、この前カロリーを計算したら、いつも食べてる1パックをたいらげると1000kcalを越えてました。だから痩せないんだよ!

 

なので、マグネシウムは別の食品から摂取してもらおうと思います。

 

あとは、夫が出張中にどれだけ自制できるかにかかっているのですが、それができていたらこうはなっていなかったと思うので、彼の自制心には期待しないでおくことにします。

 

世の中、期待しなければ絶望もないですからね。

 

私のできることはここまで。あとは3か月後にどうなっているかですね。

 

私はたぶん・・・アボカドに飽きているころだと思います。

カイくんという人を探しています

オリンピックが始まりますね。

 

私はテレビをつけると、自動的にコントローラーを握りしめてゲームをしてしまうという悪い病にかかっているので、ここ10年ほどはまともにテレビを見れていません。

 

でも決して、テレビの話題や世界的スポーツ大会に興味がないわけではなく、むしろ、みんなの話題についていきたいとか、テレビで中継は見れなくてもネットで結果くらいは確認しようという気はあります。

 

「わからない」とか「知らない」で皆さんの話題に水を差すのが嫌で、前回のリオのオリンピックでは入念なリサーチを重ね、「今大会は吉田選手がすごいらしいですね」と「やっぱり吉田選手はすごかったですね」で乗り切りました。

 

ブラジルのWカップも、「ネイマールかっこいいですね」の一言だけで乗り切りました。(サッカーの事は本当に分らんとです!ウィイレやったことなかとです!)

 

ウイイレ:コナミから毎年発売される伝説的サッカーゲーム。かなりリアルなため、やっていると自分がサッカーが上手くなった気になるらしい。 

 

そんなわけで、今年もみんなの話題に乗り遅れまいと、Oランダの日本人社会で繰り広げられるオリンピック評に耳を傾けながら、今大会で注目されている選手の名前を入念にリサーチしてきたのです。

 

その結果浮かび上がってきたのは、「カイくん」という存在。

 

詳細は忘れましたが、なんかすごいらしいです。

 

せっかくなので、ご尊顔を拝もうと先ほどネットで検索した結果が、コレでした。

 

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え?犬なの?

 

驚いて、私がオリンピックをほとんど知らないという秘密を知る友人(日本在住)にラインで確認したところ、「そんな選手しらない」とのこと。

 

「カイくん オリンピック」でも検索しなおしたんですが、やはり犬しか出てきません。

 

ゲームばっかりしてきたので、世間の事情に疎くて申し訳ないのですが、この犬っていわゆるソフトバンクのお父さんですよね?

 

みんなが言ってたカイくんはこの犬の事なのでしょうか?今年は犬がオリンピックに出るんですか?しかも、関連検索では「死亡」って出てくるのですが、カイくんって死んじゃってるの!?

 

謎は深まるばかりです。

 

私が見ていないここ数回のうちに、オリンピック参加選手の種族(人間とか犬とか)の規制がなくなってしまったのかも・・・という恐ろしい妄想も脳裏をかすめます。

 

オリンピックよ、種族の壁だけは、どうか持ちこたえておくれ。そんなこと許してしまったら、ツルとか白鳥とかがジャンプの世界記録を塗り替えてしまうじゃないか!

 

ラインした友人からは「(カイくんは)たぶん競技には出ないから忘れてよいかと」

 

と言われたのですが、私の周りの人たちは、絶対にカイくんが何かの競技に出るって言ってたんですよね。なんの競技をしているのかだけでもちゃんと聞いておけばよかったです。

 

今さら、みんなが常識のように話している「カイくん」について、基本的な質問はできない感じです。「あ、コイツ、オリンピックのこと何にも知らないな」とバレてしまいます。

 

ですので、あえて、ここで聞きたい!

 

カイくんなる人物(たぶん人間です)をご存知の方いますでしょうか?

クローバーフィールド・パラドックス見た

英語週間1日目の英語動画を探すべく、ネトフリ(Netflix)を開いたら、クローバーフィールド・パラドックスという動画が新着で入っていました。

 

これはもしや、あのクローバーフィールドの続編的なお話では?と期待を胸に視聴を始めたのですが、結論から言うと、私には英語レベルが高すぎました。

 

元祖の方のお話はこちら

クローバーフィールド/HAKAISHA - Wikipedia

 

今日は目次を作ってみた

 

 

 

英語は難しかったデス 

1.造語と複雑な世界観

まず、セリフが難解です。物語の舞台は8割がたが宇宙ステーション内なので、普段聞きなれないような専門用語やSF独特の造語が飛び交います。さらに、物語自体がパラドックスを含む構成なので、予想外なこともたくさん起こります。

 

パラドックス:ゲームなどでは「並行世界」的な概念として扱われ、主人公が選んだ行動によって結末が変わるマルチエンディングシステムの温床と化しているが、実際は「最初の予想を大きく裏切るが、筋は通っていて矛盾はしていない結論」くらいの意味らしい。 

 

劇中で「俺は自然の摂理がわからなくなったよ・・・」というセリフがあるのですが、まさにそんな感じで常識外のハプニング続きの展開に、自分だけが話についていけていないのか、そもそも観客を驚かせる演出のために唐突に話が展開しているのかがわからず、要所要所で不安にもなりました。

 

これだけでも十分に英語学習者を居心地悪くさせる要素が満載なのに、追い打ちをかけるように並行世界の概念もブッ混んでくるので、なにかと物語が複雑になるんです!

 

もちろん映像があるので、6割がたのセリフが分かればストーリーにはついていけるのですが、作品独自の造語や世界観を楽しむまでは至らず、自分は本当に正しい解釈をしているのだろうか?という不安を残したままラストを迎えました。

 

ので、結局、日本語字幕入りでもう一回おさらいしましたw(結局、英語学習という本来の目的を忘れて、作品にのめりこんでしまいました)

 

2.ちょいちょい出てくる中国語

主人公と一緒に働く中国人エンジニアとステーションを管理しているAI(siriみたいな話しかけたら応えてくれるタイプ)はなぜか中国語しか話さないという設定です。

 

ちなみに乗組員は国籍に関わらず全員中国語が話せ、中国人エンジニアやAIとは中国語でコミュニケーションをとっています。中国人エンジニアの方は、英語で話しかけられても頑なに中国語で返答するのみです。絶対に英語分かってるくせに!

 

なので、英語の会話の中に中国語がちょいちょい差し挟まってきます。これが聞いていて集中力をそがれます。一生懸命に英語を理解しようと耳を傾けていたのに「ん?これ中国語やん!」となった時の悲しさよ。

 

ツッコミどころ満載デス

さて、英語の聞き取りウンヌンの話は少し横に置いておいて、この映画にはツッコミを入れたいところが何か所か・・・

 

1.タイトルがほぼ釣りやん!?

元祖クローバーフィールドのストーリーをざっくり言うと、「謎の宇宙生命体がNYをめちゃくちゃにするのをハンディカムで撮ってる人がいた」って感じです。

 

ですので、元祖の物語の中でキーとなのは、「謎の生命体」と「ハンディカム」だと思うのですが、今回はそのどちらもまるで重要ではないように扱われています。

 

☆謎の生命体問題

謎の生命体の登場シーンは劇中でたったの2回。1回目はモヤの中でモヤモヤと影だけが動きます。

 

モヤの中でモヤモヤ:ここを逃すと笑うところはありません。

 

2回目は上半身がアップで鮮明に映るのは映るのですが、エンドロールの直前の9秒だけの出番です。よって、取って付けた感がとにかくすごいんです。むしろ、それしかありません。

 

2回の登場時間を合わせても謎の生命体が登場するのはたったの15秒ほど。こんなん、カメオ出演やん!

 

もし監督が「期待を裏切るが矛盾はしていない結果=パラドックス」とでも思っているのなら、この言葉を送りたい。

 

「コレハ 日本語デハ 辻褄合ワセ ト言イマ~ス」

 

 

☆ハンディカム問題

元祖の方では、素人がハンディカムで撮影した不明瞭な画像が、見る側のドキドキを促進させていたのに、今回は大掛かりな宇宙ステーションのセットの中で、バリバリの高画質カメラで撮影されていました。

 

完全なるプロの犯行です。

 

さすがに、スマホがここまで普及した現在において、ハンディカム持ち歩いてる人はいないよっていうツッコミを避けるためにこうしたのかもしれませんが、じゃあスマホで撮ってくれよ!というツッコミは残ります。

 

 

2.ネトフリからの圧力ですか?

ネトフリオリジナル作品の共通点といえば、別作品のオマージュ。

  

ここからは私の勝手な解釈ですが、ネトフリのオリジナル作品にオマージュが横行しているのは、監督さんの才能不足ではなく、視聴者に別の作品を思い出させることで、そっちの作品も見てもらおうっていう魂胆があるからだと思うんです。

 

つまり、ネトフリ作品を見れば見るほど、かつて見たことのある作品をもう一度見たいという思いが強まり、結果としてネトフリから逃れられなくなるという、ネトフリにとって美味しいサイクルに組み込まれていくんじゃないかと。

 

実際、とあるネトフリ作品ではやたらと映画の名前を連呼している場面がありましたw

 

さて、今回のクローバーフィールド・パラドックスにもオマージュやパロディっぽいシーンがありました。まず、タイトルがそうですよね。無理やりクローバーフィールドに結び付けてる感が否めません。(もちろん、元祖クローバーフィールドは、ちゃんとネトフリのラインナップに入っています)

 

それから、作中の設定の「エネルギーを作り出そうと膨大なパワーをかけたら、異次元から悪魔が出てきてしまった」というのは、「ストレンジャー・シングス」というネトフリオリジナル作品の「兵器を作ろう膨大なパワーをかけたら、異次元から悪魔が出てきてしまった」という設定に通じるものがあります。

 

ストレンジャー・シングス:2シーズンまでが公開済みのネトフリオリジナル作品。SFホラーだが、一番の驚愕ポイントは、ウィノナ・ライダーが言われないとわからないレベルに老け込んでしまっていたこと。

 

さらに、この映画では「ストレンジャー・シングス」のキーワードでもある「upside down」という言葉が3回連続で使われるシーンもあるので、これは意識してやっているのだろうか?と気になって夜も寝られません。

 

「ストレンジャー・シングス」はエミー賞も取っているネトフリの出世作なので、彼らとしては推していきたいのかも。だから、ネトフリから監督に「どこかにストレンジャー・シングス的な要素をねじ込んじゃってください」ってお願いしたのかも~、なんて妄想を掻き立てます。(え?考えすぎ?)

 

3.主人公の専門は?

この物語の主人公はエヴァという名の女性宇宙飛行士です。ただ、彼女が何のために宇宙ステーションに呼ばれたのかが不明なのです。

 

例えば、彼女の同僚のロシア人宇宙飛行士は設備管理担当、ドイツ人宇宙飛行士は今回の任務の核となるエネルギー発生装置の起動担当、他にもエンジニアの中国人、修理担当のアイルランド人などなど、職務内容の分担がかなり明確です。

 

しかし、主人公のエヴァに関して言えば、部屋で夫とスカイプをしたり、家族の映っている動画を見たり、食堂でご飯を食べたりしている描写はあるのですが、仕事をしている姿がほとんど見受けられません。

 

たまに割り当てられる仕事も人数が足りないので駆り出される印象で、先陣を切って何かをやっている気配はありません。

 

彼女が地球にいたころのやり取りからは、本人が任務を断り続けたにもかかわらず、優秀だから是非にとステーションに呼ばれた流れが読み取れるのですが、果たしてステーションの人は彼女にどんな活躍を期待していたのでしょうか?

 

 

最後に

まあ、この作品を個人的に勧めるかというと、正直なところ、あんまりお勧めはしませんw(ここまで書いといてそれかよ!)

 

もちろん、クローバーフィールドのファンとか、ネトフリ商法研究家の方にはおすすめですが、間違っても英語学習の為にはおすすめできません!

英語週間を作ってみた

5年前から近所のカルチャーセンターみたいなところで、英語のレッスンを受けています。

 

実は、2年前に取ったのと同じコースをもう一度とっているのですが、一つ気付いたことがあるんです。

 

私、このコースの内容にあんまりついていけてない・・・。

 

本当のことを言うと、そのことには2年前にもうすうす気づいてはいたんですが、当時はさほど気にしていませんでした。継続は力なりっていうしね、いつかわかるようになるさ~と気軽に考えていたのです。

 

むしろ気軽に考えすぎて、翌年にはさらに上の特上コースまで取ってしまったくらいです。でも、さすがに特上コースでは、授業についていけてないことが気になり始めて、もう一度上級コースに戻ってきたわけです。

 

あ、上級といえばたいそうに聞こえるかもしれませんが、言ってしまえば高校生レベルなんですよ。このクラスの目標としているCAEと呼ばれる英語検定試験に合格すれば、イギリスの大学に入っても講義についていけるだけの英語力があると認められるって感じです。

 

だから、決してセンスや才能がモノをいうようなハイレベルな世界じゃないんですが、私にはどうも難しいわけです。

 

そういえば私は、センター試験も迫った高校3年生の2学期の末に、英作文(ライティング)の実力テストで、1点を取った事があります。年が明ければセンター試験が間近という時期に、英語1点ってw

 

テストで1点:テストで0点はドラえもんではよく見る光景だが、現実世界ではかなり稀。なぜなら、先生がお情けで△をつけて、どこかから点数をひねり出してくれる。私の場合もそうだった。

 

なので、私は「高校生レベルだから」と言って、決して馬鹿にできるような人間じゃないんです。現役の高校生時代からガッツリ躓いてたわけですから。

 

それにさらに輪をかけるように、三十路を過ぎて記憶力が減退しまくっているのだから、「継続は力なり」だけで理解が進むと考えていた2年前の私の方がどうかしていました。はい。 

 

そこで、今回は何か抜本的な対策が必要というわけで、英語週間を決行することにしました!一番苦手だけど、一番うまくなりたいのがリスニングなので、リスニング中心に組んだメニューがこちら。

 

英語週間ルール

  • 今日から2週間を英語週間とする(ただし土日は除く)
  • 今受けているコースのワークブックの復習をする(リスニング中心)
  • 毎日単語帳を一課ずつ進める(リスニング付き)
  • 毎日英語の映画を1本見る(英語字幕付きでOK)
  • 英語の児童書を1冊読み切る

 

自信満々にメニューとか作ってますが、実はやり遂げられる自信はないです。

 

リスニングが上手くなりたいのは、もっと快適に英語でゲームをしたり、ユーチューブをみたりしたいからです!(目標そこか!?)

 

さて、今日から2週間どうなるかな??

CGの無い時代の映画鑑賞

先日、ネットフリックスでグラディエーターを見ました。

 

久しぶりすぎて、全く話を覚えていなかったのですが、ドイツの森林地帯から始まり、自然豊かなスペインに馬を走らせ、褐色の大地がむき出しの北アフリカを経由して、ローマで終わるという、ヨーロッパ~地中海沿岸の魅力満載の映画でもあったのですね。

 

さて、最近の映画はCGでうまく処理されていて、パッと見てどれがCGでどれがそうでないかがわからない作品が多くなりましたよね。でも、この映画が撮影された2000年はCGがそこまで普及していなかったようです。

 

昔は観衆の様子ひとつをとるにしても、ブルーバックやグリーンバックの前ではなく、セットにエキストラを入れて撮っていたんですね。

 

だから、下の画像のようにカメラマンが映りこんでいたりしますw

 

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答:こういうの見つけると結構楽しいよ!

 

逆に言えば、このカメラマンの横にいる観衆は全員リアルの役者さんということですね。これだけの人に衣装を着せるためには、相当に広い控室が必要だったのではなかろうかと。ワンシーン撮るだけでも、いろいろと大変ですね。

 

さらに、現在ならCG処理でいくらでもリアルに見せられるアクションシーンも、わきの下に剣を入れる昔ながらの殺陣で表現されています。

 

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目視で確認できるレベルでここまでハッキリ映ってましたw。2000年くらいまでハリウッドもこんな感じだったんだと、ちょっとほっこり。

 

今の映画って、美しすぎ、完璧すぎの印象があるので、こういう人間の手掛けた痕跡が垣間見れる映画もイイですね。