The world is my oyster

有り余る時間  暇人の日記

35歳からのギター

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唐突ですが、実はまだ34歳です。

 

タイトルは、35歳からの・・・の方がゴロが良かったので、ちょっと年齢を詐称してみました。え?私の年齢なんてハナから興味が無いって?

 

さて、話を本題へと進めましょう。

 

私は全くのギター初心者な上に、弦楽器自体も初めてです。これまで、学校で習ったハーモニカやリコーダーのほかに、母の勧めでピアノを、友人からの誘いでトロンボーンをやってきたのですが、どれとしてモノになったことはありません。

 

まあ、ざっくり言うと才能が無いのです。

 

とはいえ、無職生活も6年目を迎え、だらだらネットサーフィンしているくらいなら、何かクリエイティブな趣味でも始めようと思い、下手の横好きでまた音楽沼に舞い戻ってきてしまいました。

 

ただ、これまでの失敗時との大きな違いは、圧倒的に時間があるということ!(収入はないけどね!)

 

楽器は時間をかければかけただけ上手くなるものだと思うので、これは大きなアドバンテージ(になるはず・・・)です。

 

さらに、大人になってからヴァイオリンを始めた知人の話にも触発され、何か新しい楽器をやってみたいなぁと思い至ったわけです。

 

最初は私もヴァイオリンを弾いてみようかなと考えていたのですが、ヴァイオリンは奏者の音感が命。私は音感に全く自信がないので、フレッドの場所さえ押さえておけば音の鳴るギターにしました。

 

買ったのは、小型のトラベルギター。飛行機でオランダに持って帰るのでハードケース付きであること、初心者でいつまで続くかわからないので手ごろな値段であることを踏まえてのチョイスです。 

 

ケース付きで2万円(税抜き)はお得!

 

使って見ると、ボディーが小さいので膝の上でのおさまりがあまり良くないのですが、音は素人の耳には普通に鳴っているように聞こえます。まあ、音で勝負するほどの腕がないので、運指とコードの練習ができれば十分なんですが。

 

ちなみに膝からずれ落ちてしまう問題も、ストラップをつけると気にならなくなりました。

 

そして、これまでさんざん楽器に挫折してきた私にとって、ケースの90cm×25cmほどとコンパクトなことも見逃せないポイントです。これなら万が一クローゼットの肥やしになってしまっても、スペースを取りませんw(始める前からネガティブ全開です。)

 

今はyoutubeの解説動画を見ながらマイペースに練習していますが、基本が身に付いたら初心者向けの楽譜で、何か曲を弾いてみたいなぁ。

 

ちなみに、ギターを買ってから意外な気づきが一つありました。それは、母がマンドリンを弾けるということ。自称ですが「若いころは結構うまかった」とのこと。

 

私がギターの指の使い方がわからず、ドレミを弾くのにも四苦八苦していると、母から「指の使い方がオカシイ」とご指摘が・・・。

 

母曰く、ギターの2~5弦の4本の弦はマンドリンと同じ音(A,D,G,B)らしく、指の運び方をちょこちょこ教えてもらいました。初心者から完全独学で練習するつもりだった所に思わぬ味方が現れて、幸先のいいスタートを切ることができました。

 

さて、新しいことを初めて見ると、新しい発見があるようで、母以外にも意外なところで弦楽器の経験者が居ました。

 

それが、地元の友人の子ども。生まれた時から知っている子で、まだまだ甘えん坊の小学生だと思っていたら、いつからか三線を習い始めたそうで、かっこよく弾きこなしていました。

 

ピンと背筋を伸ばして正座しながら、指もバチも一切見ずにまっすぐ前を向いて弦をはじく姿は圧巻!いつの間にこんな特技を身に着けていたのやら!

 

私には理解不能な和楽器独特の楽譜を読みこなし、音のはずれもなく(三線はフレットがないので、ヴァイオリンと同様にかなり音感が必要だと思います)弾く姿には、本当に驚かされました。

 

まあ、私のギターはこの子ほどうまくなることはないでしょうが、継続は力なり。地道に練習していこうと思います。