オランダに戻り、ゲーム漬け
18日にオランダに戻ってきました。
今回の日本帰国は、夫の日本出張の前につける形で予定したものだったのですが、なんと、帰国中に夫の出張が伸びるという事態が発生してしまいました。
駐在妻というのは、子どもの学校とか以外にマストな用事は少なく、絶対にオランダにいなくてはならない事情が少ない気楽な商売です。
ですので、夫の休みが1週間でも妻は1か月くらい日本に残るというパターンはよくあって、長い人だと2か月くらい実家でお世話になるなんて話も聞きますが、私は逆に夫より先に帰ることに・・・
帰っても、用事とか何にもないんですけど。
まあ、今回は3週間の日本滞在で、日本を十分に堪能しましたし、それ以上に長く残る理由もなかったので、夫と同じ飛行機には変更せずに帰ってきました。変更しても、伸びる日程は2日だけですしね。変更料がもったいない!
そんなわけで、夫より2日早く帰ってきたのですが、夫もおらず家事も少ないので、しめしめと、ずっとゲームに勤しんでいました。
今回の帰国でずっと欲しかったゲームを中古で2本買ってしまい、とりあえず試し遊びしています。(本番は2周目からだ!)
買ったタイトルはホライゾン・ゼロ・ドーン(P.S.4)と、シーフ(P.S.3)です。
シーフは、古い物なので380円からさらにセールで3割引きで買えましたwスチームでもここまで安くなることはないので、掘り出し物です。
そして、今回の目玉商品はホライゾンのほう!去年の秋にオランダ人の知人に教えてもらって、気にはなっていたのですが、こっちで買うと高いうえに英語/オランダ語しか入っていない日本人にとっての鬼仕様なので、帰国を待って日本語版の中古を買ってきました。
開発したのはオランダのゲーム会社ということで、非常に珍しいと思います。「このゲームで使われているエンジンは、小島監督の新作ゲームにも使われるらしい。オランダの誇りだ!」と、その人が行っていました。
小島監督:メタルギアソリッド(MGS)シリーズを手掛けたゲーム界の大物。数年前に、コナミから独立した。
個人的には、MGSは、ステルスゲームを売りにしているのにボス戦が一騎打ちという矛盾があること、女性にセクシー担当の役割を負わせすぎているところ、ムービーが長過ぎるところが苦手で、最後までクリアしたタイトルが少ないんですが・・・
一作だけ、最後までクリアしたMGS4は、割り切ってムービーを全て飛ばしてプレイしていたら、物語の展開が全くわからなくなり(当然だ)、ラスボス戦の意味すら分からないまま終わってしまいました。
MGS4:メタルギアソリッド4。要所で出てくる一般ボスはパワースーツを脱がしてみると、セクシーすぎるお姉さんで、中には全身タイツで絡んでくる人もいる不思議なボス戦が持ち味。一方でラスボスの容貌はある意味、衝撃。
このゲームは、ボスの女性が「セクシー過ぎる」という枕詞がぴったりなお姉さんぞろいなんですが、なんとラスボスだけは半裸のおっさんだったんです!ムービー部分を全て飛ばしたので、どうしてそういった展開になったのかがわからないのですが、ビルの屋上みたいな場所で、半裸のおっさんと殴り合うという衝撃のラストでした。
私はテレビの前でポカン、でした。ムービーを全部見ても、あのラストの正当性は理解できないんじゃないかと思います。
あ、話がそれましたね。
さて、ホライゾンの方ですが、このゲームはかなりいい感じなんです!美麗なグラフィックは言わずもがなですが、ストーリも、世界観もいいんです!
「世界観がいい」って、ものすごいタマムシ色の褒め方だと思うので、もうちょっとわかりやすく説明すると、スカイリムと、アサクリと、もののけ姫を足した感じです。え?余計にわかりにくい?
オープンワールドの自由度はスカイリム。建物をよじ登ったりするパルクールアクションはアサクリ風。そして、最後のもののけ姫っていうのにちょっと違和感を感じるかもしれないんですが、なんとこのゲームには「穢れ」の概念があるんです。
もののけ姫:宮崎駿監督が、監督人生最後の作品として発表したスタジオジブリの超大作アニメーション。ただし、宮崎監督はまだ引退していない。
英語では、corrupted(堕ちた、邪悪な)っていう言葉が使われてるんですが、見た目はまさにもののけ姫の穢れイメージそのもの。穢れると赤黒いウニョウニョしたものが出てきて、荒ぶっちゃいます。
このゲームにはまってしまって、2日間で24時間以上もプレイしてしまいました。我ながら、まだまだ若いわw(感心するとこそこ!?)
日本に本気国になったら、仕事したりなんなりでゲームにさける時間が少なくなるので、今のうちに思いっきりやっておかねば!と思うこの一年です。(どんな抱負や!)