アムステルダム、エルミタージュ別館のオランダの傑作展
こんにちは。
クリスマスが始まりましたね。オランダでは、クリスマスは祝日。
会社や銀行が休みになるのはもちろんの事、スーパーやレストランも閉まってしまうので、家でごろごろ過ごすしかありません。クリスマスに家事なんてしたくないので、徹底的にゴロゴロするために、ご飯を作りだめして籠城の構えです。
さて、先週のことになりますが、アムステルダムにあるエルミタージュ美術館別館の特別展を見に行ってきました。
エルミタージュ美術館といえば、ロシアのサンクトペテロブルクにある世界的に有名な美術館ですが、アムステルダムにはその別館があり、特別展という形でエルミタージュのコレクションを見ることができるのです。
エルミタージュ別館では常時２～３の企画展が開催されているので、いつ行っても新しい発見があります。ただし、ミュージアムカードを持っていても無料にはならず、追加料金の支払いが必要です。無職にはちょっとツライなぁ。
現在の期間展の内容は、「Dutch Masters from the Hermitageエルミタージュにあるオランダの傑作」。オランダ人もロシアから帰ってきた作品群に沸いているのか、平日の昼間に行ったにも拘わらず、混んでいて驚きました。
さて、エルミタージュ展といえば、現在、神戸の兵庫県立美術館でも大エルミタージュ展が開催されていますよね。さすがに、神戸の大エルミタージュ展と比較すると、アムステルダムの方は展示点数が63点と限られていますし、展示内容もオランダ絵画だけです。
とはいえ、展覧会の前半はロシアの王室とオランダ絵画のつながりを、中盤からはオランダ黄金期の画家たちの師弟関係や横のつながりがわかるような展示になっていて、絵画の背景や歴史も学べて見ごたえある内容でした。
そして、神戸の展覧会の作品リストと、アムステルダムで見た作品を見比べてみると、アムステルダムの方がレンブラントやハルスのような有名どころが多め！そういう意味でも、見ごたえはあります。
まあ、いい作品が来てるのは当然といえば当然。実はこの展覧会のチケットの定価は25ユーロなんですって！！日本円にすると3000円越えですよ。そりゃちょっとばかりいい絵に来てもらわないとお客が怒るってもんですよ。
とはいえ、ミュージアムカードを持っていれば10ユーロになるんですけどね。ミュージアムカードパワー恐るべし！！
ちなみに神戸の大エルミタージュ展は1600円らしいです。めっちゃ良心的じゃないですか！１月14日までなので、日本帰国時に滑り込みで行けそうです！年末年始はまさかのエルミタージュ三昧ｗ
いつか本館の方にも行きたいな～
